「ゾンビたばこ」の使用によりプロ野球選手が逮捕された件について。元刑事防犯アドバイザーの考察
- ホンダエンタープライズ HP担当者

- 2月2日
- 読了時間: 6分
ホンダエンタープライズのホームページをご覧いただきありがとうございます。元刑事の防犯アドバイザーです。
少し前の話になってしまいますが、プロ野球界を揺るがす騒動が起こりましたね。今全国に拡大する勢いで若者達に広がっている「ゾンビたばこ」を使用した疑いとして、広島カープの羽月陸太郎選手(25歳)が逮捕されましたね。医薬品医療機器法違反の疑いとなっていますが、指定薬物の「エトミデート」が体内から検出されたことによる逮捕となっています。
以前のブログにも触れましたが、「エトミデート」とは日本では認可されていない医薬品成分であり、指定薬物として規制されている成分となっています。つまり、日本国内で体内に検出されることが違法となっている物です。それをプロ野球選手の体内から検出されてしまったというのは、皆様も複雑な思いがあり、ゾンビたばこの拡大が進行しているなと感じるのではないでしょうか。
実は私自身も小学校から大学1年生まで硬式野球をしており、一度はプロ野球選手を目指した身分なのです。プロ野球は1月はオフ期間中であり、1月の選手の過ごし方は休みをとったり、家族サービスをしたり、早くも自主トレを行ったり、最近では海外のリーグに参加して試合を続ける選手もいますよね。そんな中で広島カープの羽月陸太郎選手は一体どのような経緯で違法薬物「ゾンビたばこ」に手を出してしまったのでしょうか。元刑事の防犯アドバイザーの立場から考察していきたいと思います。
まず改めて、「ゾンビたばこ」の成分となる「エトミデート」についての解説ですが、以前のブログを引用させていた頂きますと…、
今、若者の間で流行っている電子タバコの中に「エトミデート」という麻酔成分がある薬を混ぜたものが「ゾンビたばこ」です。日本では令和7年5月に違法薬物として指定され、最近ではアメリカ合衆国が「大量破壊兵器」として認定しました。
そして症状というのは、「嘔吐・意識朦朧・手足の硬直や痙攣」等の症状が出現すると言われ、意識が朦朧として手足を痙攣させながら歩く様が「ゾンビ」のようであるとしてニュース等で報道されています。そもそも「エトミデート」は日本では未承認の薬品で、日本に出回ること自体がおかしいのです。海外では医療の中で麻酔として使われることがありますが、日本では医療の世界ですら使えない物なのです。
この「ゾンビたばこ」を何故プロ野球選手が摂取してしまったのでしょうか。ここからはあくまで考察であり、推測の面が多く含まれています。
プロスポーツ選手はオフシーズン中、オンシーズンで我慢した娯楽や嗜好で日々のストレスを発散する選手が多いと聞いています。某長距離走のアスリートがオフシーズン中に煙草を吸っていると聞いたこともあります。おそらく羽月陸太郎選手もオフシーズンになり、オンシーズン中にできなかった娯楽や嗜好をしていたのではないかと考えられ、そこで反社会的勢力の標的にされてしまったのではないかと考えられます。
1・「エトミデート」等の違法薬物は2回3回で止めることは絶対にできません。
2・「エトミデート」の症状は「数十秒で麻酔が効き、数十分で覚醒するという速効性がある」・「手足が痙攣して吐き気がする」といった特徴があります。
この2つから羽月陸太郎選手が逮捕に至った経緯を2通り考察できます。
1つ目は、羽月陸太郎選手が「ゾンビたばこ」を複数回使用しエトミデートの中毒症状が出てしまって、屋外で警察官から職務質問を受けたというケース。
2つ目は、羽月陸太郎選手が初めて「ゾンビたばこ」を摂取し、「手足が痙攣して吐き気がする」といった所謂ゾンビのような症状が出た状態で屋外で警察官から職務質問を受けたというケース。
…が考えられます。
羽月陸太郎選手は摂取していたタバコについて「ゾンビたばこであると知らなかった」と供述しているとニュースで報道されていました。違法薬物使用によって逮捕された人はまず、羽月陸太郎選手のように「違法であると知らなかった」等と供述する人がほとんどです。よく大麻で逮捕される人が「友人の友人から落ち着く匂いがあると言われて吸引した。大麻だと知らなかった」と供述することと同じです。
皆さんは今回の羽月陸太郎選手の供述(言い分)をどのように感じますでしょうか?もちろん警察は逮捕後に薬物使用の常習性を捜査します。常習的にやっている人物に対しては前述のような「知らなかった」ということが言い訳にならなくする為です。どんなに知らなかったと言っていたとしても、担当刑事さんは「そんなこと言っても何度もやっているし、症状からして薄々感じていたんじゃないの?」と取調べで落とし所にするはずです。
ですが、私が「ゾンビたばこ」の怖さを思うのはここからなのです。。。。大麻等はそんなに顕著な症状が現れず、やっている人を見つけて職務質問をする警察官も実際は一筋縄ではいかないのが本当のことです。よく職務質問して所持品検査して空振り…ということが当然アリ気で職務質問するのです。しかしながら、ゾンビたばこは手足のしびれや吐き気等の症状が顕著に出る為、変な話「一般人でもゾンビたばこをしている人がわかる」というレベルの症状なのではないでしょうか。
つまり、羽月陸太郎選手は前述した「2つ目の初めてゾンビたばこを摂取した」というケースでもその症状から警察官の職務質問を受ける可能性は十分にあり得ると思われます。
…そうなると、羽月陸太郎選手の供述もまかり通ってしまうのか。。という疑問になります。薬物摂取も含めて刑罰は故意犯が基本ですが、本当に故意に摂取したことが明らかでない場合は、起訴にならない可能性もあります。
ですが考えてみてください。この羽月陸太郎選手に対する連日的な報道を…。球団関係者は謝罪し、選手本人にも大きなペナルティが下されることは間違いないでしょう。もはやここまで来ると、起訴されたか否かの問題ではないような気がします。この記事も含めて多くの記事が羽月陸太郎選手の実名を公表していますから。プロ野球を退団した後の就職先も見つかるのかどうかという話になるかと感じてしまいます。
今回も元刑事の防犯アドバイザーの立場から「ゾンビたばこ」・「エトミデート」の恐ろしさを記事にしてみました。違法薬物はまだ考えが浅い若者が狙われるケースがとても多いです。現在日本は少子化が進み、今の子供達は未来の宝物ですから、悪い大人達に狙われないように皆さんで気を付けなければいけない。良い大人達で子供達を守っていきたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。これからも活動報告をしていきますので、今後のホンダエンタープライズの活動にご期待ください。

ゾンビたばこは本当にヤバいね